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ウォーキングデッド・シーズン6 第6話「迷いの森」感想(ネタバレあり) [ウォーキングデッド・シーズン6]

第6話
タイトル
邦題:「迷いの森」
原題:「Always Accountable」


何だか久しぶり感のあるダリル様の活躍する回でした。
相変わらず行動も発言もカッコイイです。


邦題の「迷いの森」
無数のゾンビ君たちを
町からそらせる作戦(リックさん一部失敗中)を
実行中のダリル、エイブラハム、サシャが何者かに襲撃を受け

他の二人とはぐれたダリルが迷い込んだ森に
ちなんだものなのでしょうけども

その森の中でダリルやそこで関わった者たちとの心の葛藤のような
“迷い”も表現しているように思いました。


先にも書きましたがゾンビ君誘導中に
何者かに銃撃され、

それを逃れて逃げ込んだ森の中で
ダリルは両手を挙げて近づいてくる女性2人に油断して

後ろから殴られて気絶するという不覚を取ってしまいます。


ただ,
このダリルをだまし討ちしてとらえた
奴らは特別にひどい奴らだとは言えないようです。

本当にひどい奴らなら
後ろからのだまし討ちの段階で
“殺”して“奪”っているはずです。


早い話、
自分が生き延びるために
他人の“命”も“物”も略奪します。


でも、このだまし討ち連中はそんなことをしていません。


要は“人間不信”ですね。


この人間不信はウォーキングデッドに出てくる
人物たちには全員当てはまりますよね。

一応、仲間内では絆はありますが
別のコミュニティーなどのグループ同士では

まずもって警戒から入りますよね。
(ウォーキングデッドのような世界では当たり前ですが…)


不用意に相手を信じたら
殺されちゃいますからね。

へたすると同じ殺されるでも
シーズン5のギャレスみたいなやつらに出会うと食われちゃいますから・・・


実際、
森に火をつけゾンビ君たちを焼き殺した事実を
ダリルに「馬鹿か?」とののしられても

この連中は
「お前(ダリル)を生かせておいたのも馬鹿なことか?」と

なかなか渋いこと言ってくれます。


ゾンビは殺しても
人は殺していないぞと言っているわけですね。


これはかつて(シーズン3ぐらいまで)
リックたちが
助けを求めてきた者や出会った人たちを

自分たちの仲間に受け入れるかどうか決めるときに
殺したゾンビの数と人の数を聞いていたように


自分を守るためにゾンビは殺したけど
略奪のために人間を殺したりはしていない
ということを言いたいのでしょうね。


そう考えるとこの連中は
アレクサンドリアを襲ったW軍団とは違いますよね。

W軍団は人を救済するために殺してやっているんだ
みたいな思想を持っていますから

つまり皆殺し・・・あ~ぁ、なんだかなぁ。


それに比べると
ダリルが森で出会った3人組の連中は人間性がちゃんとあるわけです。


ついでに言うとこの連中は何か別のグループから逃げているようです。


自分を拘束していた森で出会った3人組から
せっかく逃走できたのに

3人組が何者かに襲撃を受けているのを
ダリルはわざわざ戻って助けます。


3人組のリーダー格の男に
なぜ助けに戻ったと問われて

答えたダリルの言葉が

「俺もバカだからかもな?」

って・・・・カッコよすぎやしませんか。

これ以上まだ女性ファンを増やすつもりですか?


ただ、この3人組(女性一人はゾンビにやられちゃうけど)は
ダリルからのアレクサンドリアに来ないかという誘いにはのらず

それどころかダリルからバイクとクロスボウを奪って
逃走しちゃいます。


今後、この男女二人組は物語にどうからんでくるんでしょうか
気になります。

シーズン5のサム君みたいに久々に出会ったらいきなり

食人鬼ギャレス一味に
首を切られてお亡くなりになりました

ってことみたいになりませんように。



ところで
ダリルのストーリーとは別に

はぐれたエイブラハムとサシャのストーリーも描かれているのですが

そちらは
原題の「Always Accountable」、
「いつも責任がある→行動には常に責任が問われる」といったところと

深く関係があると思います。


つまり、
邦題はダリル側のストーリーに
原題はエイブラハム、サシャ側のストーリーに

重きを置いているってことだと思います。


人類を救う手段があるというユージーンの嘘を知って以来
半ばやけ気味のエイブラハムさん



恋人のボブと兄のタイリースを立て続けに失い
同じく自暴自棄気味のサシャさん


この二人が行動を共にする中で
生き残る未来へ向けて少し立ち直っていく姿が
描かれていました。

サシャがエイブラハムに言った言葉

「行動にはいつも責任が伴うのよ」


ゾンビ君を見つけりゃ手当たり次第に銃撃してまう
エイブラハムに対してサシャは

無用な戦闘を避ければ
仲間も自分も危険にさらされなくて済むということを
伝えたかったのでしょうね。


しかしながらサシャさん
つい最近まであなたもそれに近かったですよね?


ボブとタイリースを失った直後などは
ライフルでゾンビ狩りをやってましたよね?


エイブラハムは自分の妻、家族をゾンビ君にやられて失った
のですから

それに対しての復讐のようなものが
どうしてもあるのはしょうがないですよ。


もっとも、
サシャもそんなことは百も承知で

「行動にはいつも責任が伴うのよ」って言葉は
自分自身に対しても言い聞かせていたんだと思います。



エンディングで
はぐれていたダリルとエイブラハム、サシャの
3人は合流でき

ダリルは無線でリックたちと連絡を取ろうとしますが

無線には何者かからの
「助けてくれ」という声が入ります。


“何があったんだ”って感じで

次回に続くのですが・・・


何か大変なことを忘れてやいませんか?


ダリルたちが誘導していた大量ゾンビ君たちはどうなったの?

・・・

・・・

あーーーーーっ!
こっちも作戦失敗しとるやんけ。


放置プレイされた
大量ゾンビ君たちの行方は如何に?


管理人はそっちが気になるのでした。



それじゃまたね~。



ウォーキングデッド・シーズン6 第5話「波打つ不安」感想(ネタバレあり) [ウォーキングデッド・シーズン6]

第5話
タイトル
原題:「Now」
邦題:「波打つ不安」


邦題の「波打つ不安」
Wの軍団に襲撃を受けて多くの住人を失い

さらに
大量のゾンビ君たちに取り囲まれ不安がる
アレキサンドリアの住人たちの心情、

行方知れずのグレンを心配する
彼の子を身ごもったマギー、

同じく行方知れずのイーニッドを心配するカール

治療の仕方がようわからんのに住民の治療をしなければならない
デニース、

自分のミスでW軍団を町に呼び込んでしまった
アーロンの気持ち、

ゾンビに変わってしまった隣人を
自分や息子のロンが生き残るためには

ゾンビなんて倒したこともないのに
戦って倒していこうと覚悟したジェシー

外敵の襲撃から住民を守っていけず
町のリーダーとしてふさわしくないと感じている
ディアナ、


そういった方々の心情に焦点を当てたタイトルだと思います。

でも管理人は思うのですが
シーズン1の第1話からシーズン6の今回まで
全話観てきて

波打つ不安がないときってあったの?


毎回、怒涛“不安”攻撃って感じでしたよね?

ウォーキングデッドで描かれる“環境下”では
“不安”しかなかったよね?


そんなことを言っていたら
毎回「波打つ不安」ってタイトルになったり

“波打つ不安パート1”とか“パート2”とかになったり

第1話「押し寄せる不安」
第2話「つのる不安」
第3話「重なる不安」
第4話「絶対不安」
第5話「やっぱり不安」
第6話「それでも不安」・・・とか

アホみたいになるからやめときましょう。


一方、原題の「Now」
前回がリックたちと三たび出会うまでの
モーガンさんの過去を中心に展開していましたから

単純にアレクサンドリアの現状を言ったものだと思います。



さて、
今回ドラマの最初で
リックさんには申し訳ないのですが
管理人は

大笑いしてしまいました。


第4話のラストで「門を開けろ」との
リックの叫び声が聞こえてましたけど

今回その状況がわかりました。



リックさん

大量のゾンビ君を引き連れて帰ってきてくれました。


確か大量のゾンビ君たちを
アレクサンドリアの町から遠ざける作戦だったよね?


何者か(たぶんW軍団)に妨害されたわけで
作戦の一部失敗はしょうがないとしても

リックさんがいっぱいゾンビを後ろに引き連れて
走って町へ帰ってくるこの状況は

やっぱり笑ってしまいました。


漫画なんかでよくあるパターンですよね。

何人かの仲間で敵から逃げているときに
何とか敵からうまく逃げのびたと思っていたのに

はぐれていた仲間の一人が
多くの敵に追いかけられながら
うまく隠れていた自分たちの方にニコニコしながら走ってくる・・・

ワンピースのルフィーあたりがやりそうです。


“こっちくんなよ!”って思っちゃいますよね。


ちゃんと敵をまいて来いよ、
俺たちまで見つかっちまったじゃねーか

ってな感じです。


なんてリックさんお茶目なんでしょ・・・おもろすぎます。
(もちろんドラマの中では必死に生きようとしているんですよ)


ところが今回そんなことよりも
驚きと不安を感じたのが

町の中でディアナが一体のゾンビに襲われて
それをリックが助けるのですが

その時のリックの言葉
「キャロルが言っていた。 “殺した奴らの死体が1体見つからない”って。 こいつがそうだろう」

これって
すごくないですか?

ちゃんと殺した敵の数を一体足りないと把握しているんですよ。


キャロル自身が殺した数を把握しているのもすごいとは思いますが
それ以上に不安も感じたのです。


というのは
他の住人も敵をやっつけているかもしれないじゃないですか。

そのうえでその数を報告することなく
住人自身もやられて死んでいるかもしれない。


さらには街からいなくなっている住人だって
死んでいるのは死体を見つければ確認できますが


死体を確認できていない住人は町から逃げ出しているのか
死んでいるのかはわからないですよね。

つまり死んでいたら当然ゾンビ君の仲間入りしているわけで
町の内部でその者たちの襲撃もあるわけですよね?


ジェシーが倒した隣人のゾンビも
どうも自殺してゾンビ君になったフシがあります。

特に
この町の住人たちは

今回の出来事に不安を持ち
自分勝手に食糧庫から大量に食糧を持ち出そうとするぐらい

精神的にあまり困難な状況には対応できないようですから


ゾンビに囲まれた状況下で
悲観して勝手に死んじゃう(自殺)
アホたれも出現して来そうです。


それこそアレクサンドリアの内部から
つい最近まで仲間だと思っていた住人の
ゾンビ君が発生してくれるわけで


かなり不安な状況だよね。


あーーーーーっ!

やっぱり、“波打つ不安”だ!・・・視聴者の



それじゃまたね~。[わーい(嬉しい顔)]



ウォーキングデッド・シーズン6 第4話「師の教え」感想(ネタバレあり) [ウォーキングデッド・シーズン6]


第4話
タイトル
原題:「Here's Not Here」
邦題:「師の教え」


原題の「Here's Not Here」はモーガンが
ゾンビ君たちを退治した場所で書き残した
“Clear”とともに書いた文字です。

(ゾンビ君たち、もしくは人間の敵が)ここにはいない。
と、言った意味なのでしょうか?


この時点でのモーガンは妻子を亡くして自暴自棄で
周りの者はみんな敵って感じですもんね。


邦題の「師の教え」はそんなモーガン君を
まっとうな人の道に戻してくれた
イーストマンのさまざまな教えのことでしょう。


イーストマン(Eastman)って文字通り訳すと
「東の人=東洋人」という意味合いを持たせたかったのかな?

イーストマンがモーガンに教える棒術や
プレゼントした
“Art of Peace”という合気道の本も東洋的なものを感じます。


そうなってくると
“Here's Not Here”
って
“ここはここにあらず”って哲学的な意味なのかな?
う~む、むずかしい。
単純な言葉なのに難しすぎる!!!

・・・ハイ、考えすぎですね。
Here's Not Hereは
イーストマンに出会う前にモーガンが書いた言葉ですからね。

だけど後ほど自分が殺した男のゾンビに
イーストマンの教えの合気道の心をもって望むことを

”ここでは嫌だ”と拒否する
モーガンに対して
イーストマンもこの言葉を言ったんだよね・・・やっぱり哲学的なのかも


モーガンさんは
シーズン1でリックと出会い
息子と妻を亡くして絶望し

シーズン3で再びリックたちと出会った時には
いたるところに罠を張り巡らし
部外者を寄せ付けず

自分は
死にたがりのくせに
自殺はなぜかしないモーガンさん。


そのモーガンさんが
シーズン5のラストからシーズン6にかけてまるで別人のように
考え方や生き方、
さらには棒術などの戦闘力までついて
劇的に変わって出現した理由が今回わかります。


モーガンさんはイーストマンに
ちょくちょく攻撃を仕掛けます。
(攻撃というよりも殺しに来ているのですが)


そのたびに返り討ちにあい
ぶちのめされます。


そしてそのたびに
さぁ、殺せ。殺しやがれって感じでモーガン君はダダこねます。

死にたきゃ他人の手を煩わせず
自殺しろって思いますが

イーストマンはモーガンを殺したりしません。
襲ってきた相手を自分の身を守るために殺さずに打ちのめす。


そのための棒術であり合気道ということです。
完全に護身術の考えです。


さらにイーストマンは
自分が倒したゾンビ君たちのお墓さえ作ろうとします。


“すべての命は尊い”

“人は人を殺すように作られていない”
などの哲学にも似た考えは

管理人としてはとても共感するところなんですが


でもこれって相手と自分の力の差が圧倒的にあるとき
じゃないと無理なんじゃないのかなぁ?

戦闘力が近いときやウォーキングデッドに出てくるような
殺人狂集団や大量のゾンビ君が相手だと
自分が先に殺されてしまうような気がするのですけど…


現にモーガンは自分が殺した男が
ゾンビとなって目の前に現れたことに
躊躇して

そのモーガンをかばおうとしたイーストマンは
結果的にゾンビ君に噛まれちゃいました。


その恩義もあるのでしょうか

とにかく
リックたちとみたび出会った
今のモーガンはイーストマンの教えを実行しようとしているんですね。


それにしてもこのイーストマンさんは
グレンとは別のタイプの仏さまです。


精神科医のイーストマンは
精神異常者のダラス・ウイルトンという殺人鬼を
仮釈放させようとしますが

そいつは脱走して
あろうことかイーストマンの家族を殺害するのです。


イーストマンは復讐のために
ウイルトンを捉え監禁して飢え死にさせようとします。

管理人としてはここら辺は心情的に理解できます。


すごいなと思うのは

イーストマンは
監禁して殺人鬼を苦しめてやっても
心に平和を少しももたらさなかった。

復讐は解決にならなかった。

言っているところですね。


管理人はそこまで人間で来ていません。

というより

殺したいほどに他人に復讐したい
といった
そんな事態になったことがない

自身の幸せを感じます。


ちなみに今回は
モーガンとイーストマンのための回で
他の主要登場人物の方々は出てきません。


つまり、前回のグレンがどうなったかなんて
全く触れられていない回です。


う~む、グレン情報を出さずに引っ張りよるな。
気になるじゃん!


それじゃまたね~。


ウォーキングデッド・シーズン6 第3話「逃げ場のない道」感想(ネタバレあり) [ウォーキングデッド・シーズン6]


第3話
タイトル
原題:「Thank You」
邦題:「逃げ場のない道」


原題の「Thank You」は結論を先に言いますと
自殺前の最期の言葉として
ニコラスがグレンに対して言った言葉です。

管理人としては
「ありがとうと言えば何でも済むもんじゃねえぞ、コラッ(怒)!」
ってな感じです。

邦題の「逃げ場のない道」
ニコラスとグレンが追い込まれた状況といったところでしょうか。


アレクサンドリアの町から聞こえた
クラクションの音に町で何か異変があったと思ったリックたち。

ダリル、サシャ、エイブラハムは
そのまま大量のゾンビ君たちをひきつけて遠くにやる誘導作戦。


他の者たちは街へ早急に引き返そうとしますが
スコットが足を誤射されるのも含めて

戦闘に不慣れな住人たちに
負傷するものが出ます。

そんな中でゾンビの群れの中を全員一緒で無事に
アレクサンドリアにたどり着くのは困難だと
判断したグレンが照明弾でゾンビ君たちを
ひきつけていくきわめて危険な作戦を実行する中で

実行役のグレンとニコラスが
逃げ場のない場所へと追い込まれ

かろうじてコンテナのような巨大なゴミ箱の上に逃れ
群がるゾンビ君たちと戦うハメになります。


そこで体力の限界からか意識がもうろうとした
ニコラスがグレンの呼びかけに対して意識を取り戻した中で

「Thank you」って
言った後、銃で
自分の頭を撃ち抜いてくれるんですね。

まったくよ、
もう一回、言うよ。

「ありがとうと言えば何でも済むもんじゃねえぞ、コラッ(怒)!」


意識がもうろうとした中で自殺してしまったんなら
しょうがないところもあるけど

意識がはっきり戻り
「ありがとう」なんて感謝の言葉を述べることができる中で
自殺するなんてことは

最期までふざけ切った奴ですね。


自分が助かるためには
助けることが十分にできたはずの
ノア君を見殺しにして
ゾンビ君に貪り食わせてしまうし

その事実を知っているグレンを殺そうと銃撃するし

それを許して町へ連れ戻した
仏さまのようなグレン
恩返しをすることもなく

ゾンビの群れの中でグレンを残して
“自殺”ですか?


体力が限界なら休めよ!
自殺よりはるかにましです。


状況が絶望的だから
自殺したのなら
もっと許せねえです。


てめえが死ぬことで
一人残されたグレンはもっと絶望的状況になるわけです。

自殺に使った銃弾1発ももったいないです。

どうせ死ぬなら
ゾンビの群れに身を投げてゾンビ君たちを自分に引き付けて

恩人のグレンが逃げられる状況を作って
自殺しろってんだい。


かくして
頭を銃で撃って倒れかかってきたニコラスを支えた
グレンはなんと

二人そろってゾンビ君たちの中に落ちて
ゾンビ君たちに貪り食われるのでした。


そこで内臓を引きずり出される描写・・・ん?


待てよ?

これってまるでグレンがゾンビに食われているかのように
思わせる演出でしたが

グレンの上に覆いかぶさっているのはニコラスで
ゾンビに食われているのは
ニコラスじゃないの?


たぶんグレンは死んでないね。

だって、ドラマの制作者にとっては
視聴率を稼ぎたいわけで

仲間の誰にも知られずに
ゾンビに食われてお亡くなりになりましたって
それで今後一切関係ありませんって演出は
しないと思います。


リックと決闘になったシェーンと
姉リジーに刺殺された妹ミカはちょっと違いましたが

リックたちの仲間の主要人物がなくなるときは
必ず仲間の誰かに看取られているか
仲間の誰かがその瞬間に立ち会っています。


リックの妻のローリも息子のカールに看取られて亡くなりました。
姉のアンドレアに看取られたエイミー
ミショーンに看取られたアンドレア
リックたちみんながいる前で斬首されたハーシェル
リックたち仲間がいる前で頭を撃ち抜かれたべス
ボブ、タイリースも仲間に看取られて亡くなりました。


その時の描写や会話が
ウォーキングデッドがホラー物というよりも
人間関係や心理描写を描いた人間ドラマであるゆえんでしょう。


ってことで
グレンは生きているということで決定。

もっと言えば
原作のコミックの方では
グレンは妻のマギーが見ている前で

マギーの名を叫びながら
撲殺されます。

これはこれでショックですが…


そういえば
原作ではリックは片腕を切断してなくしていますが

今回左腕をナタで負傷していてその出血を
抑えていましたが
今後何か関係あるのでしょうか?

原作とドラマは
別物のストーリですから何とも言えませんが
少し気にかかります。


さて
エンディングで“wolves”軍団とゾンビ君たちに
襲撃を受け、
窮地に追い込まれたリックでしたが

どうやって切り抜けるのでしょうか?
気になりますね。


それじゃまたね~。


ウォーキングデッド・シーズン6 第2話「不意打ち」感想(ネタバレあり) [ウォーキングデッド・シーズン6]


第2話タイトル
原題:「JSS」
邦題:「不意打ち」


第2話の原題の“JSS”ですが
ドラマの冒頭で目の前で両親がゾンビに食い殺されているのを
目の当たりにしたイーニッドが書き記していく文字です。

いろんなところに書いていくのですが
何かの暗号だと思いましたが
最初は何のことやらさっぱりわかりませんでした。

ドラマの最後になってようやくわかることになりますけども…


邦題の方の“不意打ち”
まさにアレクサンドリアの街を

シーズン5の16話でモーガンを襲った
あの額にWの文字を書いたwolvesの連中が
突然やってきて襲撃することを表しています。


前回の記事で
大量のゾンビ君たちの誘導に
一部失敗したことにより

そいつらがアレクサンドリアに
大挙押し寄せてくる予感と書きましたが、

全く違って
Wの連中の襲撃でした。


第1話最後のアレクサンドリアの方から聞こえた
クラクションの音も奴らがトレーラーで町の防御壁に
ぶつかったときの音でした。

ちなみにこんな大きな音を鳴らし続けていたら
なぜだか音に敏感なゾンビ君たちが
押し寄せてきますよね?


ただ、ゾンビ君たちが来るよりも先に
町の住人たちが全滅するかのように

Wの連中は無差別に片っ端からアレクサンドリアの住人たちを
殺し続けて行きます。


このWの連中は“人間”を殺して
“ゾンビ”にしてあげることを
“解放”と捉えているようですから

そりゃ無差別に殺していきますよね。

“解放”してもらうなんて
大きなお世話なんですけどね。


戦闘力のあるリックたちは今、
街を出て大量のゾンビ君たちの誘導作戦の真っただ中ですので

町に残っているのは
戦闘力のない住民ばかり。

このまま全滅させられていくのかと思いきや

だれか忘れてやいませんかね?


そうです。
あの食人鬼のギャレス一味にとらわれて
今まさに殺されかけていた
リック、ダリル、グレンを窮地から救い出した

“キャロルおば様”


今回またしても、
ものすごい戦闘ぶりを発揮します。


実際、キャロルがいなかったら
町の住人は全滅していると思います。


モーガンを襲っていた男を銃殺し、
その血で
額にWの文字を書いて

顔はフードで隠し
Wの連中にふん装大作戦。


ギャレス達と戦った時は
ゾンビふん装大作戦でしたが

キャロルのふん装大作戦術は
混乱の中、見事に決まります。


町の住人たちは戦闘力が低すぎて
Wの仲間に変装している自分を攻撃できないだろうし

攻撃してきてもその攻撃が当たらないだろうし

敵であるWの連中は仲間だと思い攻撃してこないし


いやはや、実践的な戦闘術でした。


しかもWの連中が何か言おうとも
全く耳をかさずに
銃で撃っていっちゃいます。


すげえ暴れっぷりです。
アクション映画でも見ているかのようです。

シーズン1のDV旦那に痛めつけられていた

人に頼ってばかりの人物の影は
もうありません。


でもね、
やっぱりキャロルおば様は
とても心優しき女性なのです。

仲間の命を助けるためには
鬼神のようになりますが

本当は誰も殺したくなんかないのです。


それを感じ取らせてくれるのが
戦闘が終わり
額のWの文字をぬぐおうとしたときに

「A」のスタンプを見つけた時に
すすり泣いた場面です。


Aのスタンプはリックたちがアレクサンドリアに来た時に
歓迎の意味を込めてよい人には手に押していた

サムが持っていたものです。

仲間を守るためとはいえ
こんなに人を殺して

自分は町に歓迎されてもよい
人物なのだろうかとの
自責の念があるに違いありません。


これって戦争での一般の兵士と同じような気がします。

殺す敵の兵士には個人的には
何の恨みもなくても

自分たちを殺すために襲ってきた“集団”の
一味として殺しているわけです。


現実には戦わなければ
自分が殺されるわけで、
さらには大切な仲間も殺されていくわけです。

だから兵士は戦うのです。

仮に良い人と言われなくても
簡単に“人殺し”って言っていいはずはありませんよね。

そんなことは重々キャロルおばさまは分かっていますよ。

それでも人を殺してしまっている現実に
すすり泣いたんだと思います。


ところで住人が大虐殺されている中でも
モーガンさんは敵のW連中を殺さずに

言葉で説得しようとしていますが
そりゃ無茶ってもんですぜ。


結局はモーガンもW連中を殺しながら
住人を守るしかなかったでしょ。


ただ、どうもモーガンとW連中は知り合いのようで
モーガンたちは銃を持っているが
W連中は銃を持っていないだろうとの会話がありました。

しかもその会話後にW連中は去っていきました。


この関係は
何でしょうね?


とりあえず、
話し合いで解決できることは
殺しあう前にしましょうね。


戦闘が起こってからの
話し合いは難しいし、
死者もたくさん出しますよ。


だけど
そんなことは不意打ちをくらわせてくる連中に対しては
実現不可能なことで


さらに
W連中には言っても無駄なのでしょうけども・・・
だって、
「この世界に人間はいるべきじゃない。」とか
言っている方々ですからね。


最後にドラマ冒頭のイーニッドが書きまくっていた
「JSS」の意味ですが

イーニッドがカールに残したものと思われる置手紙に
書かれていた
[ just survive somehow ]の

頭文字でした。

“ただひたすら生き残れ、何としてでも…”
といったところでしょうか。


だから、オープニングで
両親がゾンビに食い殺されるのを目の当たりにして
逃げた時に自分が逃げてきた大地に
「JSS」・・・何としても生き延びる

自動車の中にいたゾンビを倒して
中に逃げ込んだ時も自動車のウィンドウに
「JSS」・・・何としても生き延びる

飢えをしのぐために
森で見つけたカメを殺して食べた時も
その食べたカメの骨で大地に
「JSS」・・・何としても生き延びる


そういうことだったんですね。


それじゃまたね~。


ウォーキングデッド・シーズン6 第1話「導かれし屍たち」感想・ネタバレ [ウォーキングデッド・シーズン6]




第1話
タイトル
原題:「First Time Again」
邦題:「導かれし屍たち」


半年ぶりのご無沙汰でした。って感じで
放映されたウォーキングデッド。

10月12日の時点でFOXから放送されていたんですが
管理人の都合で
ようやく録画していた第1話を見ることができました。


最新作のシーズン6はいきなり大量のゾンビ君たちと
対峙している場面からでした。


それは別にいいのですが
なんだか現在の状況とその原因になる過去の出来事との
場面の入れ替えが頻繁すぎて

率直な感想として、せわしなかったです。


ちなみに過去場面はモノクロで現在の場面はカラーなので
話を混同してしまうことはありませんでしたけども・・・


邦題の「導かれし屍たち」
今回、谷底で発見した途方もない数のゾンビ君たちが
リックたちが住むアレクサンドリアに押し寄せてくる確率が大ということで

それを別方向へと誘導させる作戦のことですね。

それがドラマ冒頭の場面でした。

原題の「First Time Again」の方は
まさしくウォーキングデッドの最初のころのような出来事を再びやっているというところでしょうか?


今のリックたちの仲間は意見の衝突はあっても
潜り抜けてきた修羅場の数だけ
いったん事を起こすと抜群のチームワークの良さを見せます。

だからシーズン3,4での総督たちの襲撃や
シーズン5の「終着駅」での
ギャレスたち食人鬼たちにも負けずに生き残ってこれたんですよね。


ところがアレクサンドリアの住人達は今迫る危機に対して
協力して何かしようという部分が少し欠けていると思います。


今回のゾンビ君たちの誘導作戦にも
アレクサンドリア元住人達はあまり載る気じゃなかったもんね。


だからまた最初のころのように
衝突しながらも仲間たちの絆をきずいていくというのが
原題の「First Time Again」だと勝手に思っています。


ところでこのところのリックは何だか
仲間を守るためとはいえ

部外者にきわめて冷たいといいますか
乱暴者といいますか

かつての総督に似ています。


持っていたミショーンの刀で
町のリーダーであるディアナの夫のレジを殺し
リックに襲い掛かろうとしていたDV野郎のピートの遺体を

町には埋葬させないようにしたのもリックですし
さらにはその遺体を町の外に持って行くのはいいのですが

墓を掘らずにそのまま放置していこうとしていたのもリックです。


確かにピートはダメ野郎ですが
ピートにはまだ少年の息子のロンがいるわけで

現にロンはピートがどこに埋葬されるのかを知るため
隠れてリックたちをつけていましたからね。


さすがに自分たちをつけていたロンの存在に
気づいたうえで

もしあのままリックがピートの遺体を
町の外でゴミのように捨てたままにしたら

新しい遺恨ができたと思います。


そうならなかったのは
ピートの遺体をそのまま放置しようとするリックに対する

モーガンの言葉
「お前はそんなことをする人間じゃないと知っている」

これがかなり効いていると思います。
そして黙々と墓を掘り始めるモーガンさん・・・カッコイイ!
さらにリックの計画に反旗を翻そうとしていた
カーターの話を聞いたユージーンに銃口を向けたカーターに対して

リックが銃を奪い取って
逆にカーターに銃口を向けて殺そうとしているのを止めたのは
ダリルのおかげです。

そういう意味でリックがギリギリのところで人間らしい部分を
保っていられるのは
モーガンやダリルのおかげですね。


モーガンやダリルがしっかりと
リックを人の道に踏みとどまらせてくれています。


さて、ゾンビ君たちの誘導作戦は多少のアクシデントはあったものの

何とか成功していたのですが
ドラマの最後にアレクサンドリアの方角から
何やら警笛が聞こえてきます。

おかげさまで
ゾンビ君たち“皆さん散開”

またなんか事件ですな。


ということで
大量ゾンビ君たちの襲撃を予感させる第2話です。



それじゃまたね~。


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