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ウォーキングデッド・シーズン6 第2話「不意打ち」感想(ネタバレあり) [ウォーキングデッド・シーズン6]


第2話タイトル
原題:「JSS」
邦題:「不意打ち」


第2話の原題の“JSS”ですが
ドラマの冒頭で目の前で両親がゾンビに食い殺されているのを
目の当たりにしたイーニッドが書き記していく文字です。

いろんなところに書いていくのですが
何かの暗号だと思いましたが
最初は何のことやらさっぱりわかりませんでした。

ドラマの最後になってようやくわかることになりますけども…


邦題の方の“不意打ち”
まさにアレクサンドリアの街を

シーズン5の16話でモーガンを襲った
あの額にWの文字を書いたwolvesの連中が
突然やってきて襲撃することを表しています。


前回の記事で
大量のゾンビ君たちの誘導に
一部失敗したことにより

そいつらがアレクサンドリアに
大挙押し寄せてくる予感と書きましたが、

全く違って
Wの連中の襲撃でした。


第1話最後のアレクサンドリアの方から聞こえた
クラクションの音も奴らがトレーラーで町の防御壁に
ぶつかったときの音でした。

ちなみにこんな大きな音を鳴らし続けていたら
なぜだか音に敏感なゾンビ君たちが
押し寄せてきますよね?


ただ、ゾンビ君たちが来るよりも先に
町の住人たちが全滅するかのように

Wの連中は無差別に片っ端からアレクサンドリアの住人たちを
殺し続けて行きます。


このWの連中は“人間”を殺して
“ゾンビ”にしてあげることを
“解放”と捉えているようですから

そりゃ無差別に殺していきますよね。

“解放”してもらうなんて
大きなお世話なんですけどね。


戦闘力のあるリックたちは今、
街を出て大量のゾンビ君たちの誘導作戦の真っただ中ですので

町に残っているのは
戦闘力のない住民ばかり。

このまま全滅させられていくのかと思いきや

だれか忘れてやいませんかね?


そうです。
あの食人鬼のギャレス一味にとらわれて
今まさに殺されかけていた
リック、ダリル、グレンを窮地から救い出した

“キャロルおば様”


今回またしても、
ものすごい戦闘ぶりを発揮します。


実際、キャロルがいなかったら
町の住人は全滅していると思います。


モーガンを襲っていた男を銃殺し、
その血で
額にWの文字を書いて

顔はフードで隠し
Wの連中にふん装大作戦。


ギャレス達と戦った時は
ゾンビふん装大作戦でしたが

キャロルのふん装大作戦術は
混乱の中、見事に決まります。


町の住人たちは戦闘力が低すぎて
Wの仲間に変装している自分を攻撃できないだろうし

攻撃してきてもその攻撃が当たらないだろうし

敵であるWの連中は仲間だと思い攻撃してこないし


いやはや、実践的な戦闘術でした。


しかもWの連中が何か言おうとも
全く耳をかさずに
銃で撃っていっちゃいます。


すげえ暴れっぷりです。
アクション映画でも見ているかのようです。

シーズン1のDV旦那に痛めつけられていた

人に頼ってばかりの人物の影は
もうありません。


でもね、
やっぱりキャロルおば様は
とても心優しき女性なのです。

仲間の命を助けるためには
鬼神のようになりますが

本当は誰も殺したくなんかないのです。


それを感じ取らせてくれるのが
戦闘が終わり
額のWの文字をぬぐおうとしたときに

「A」のスタンプを見つけた時に
すすり泣いた場面です。


Aのスタンプはリックたちがアレクサンドリアに来た時に
歓迎の意味を込めてよい人には手に押していた

サムが持っていたものです。

仲間を守るためとはいえ
こんなに人を殺して

自分は町に歓迎されてもよい
人物なのだろうかとの
自責の念があるに違いありません。


これって戦争での一般の兵士と同じような気がします。

殺す敵の兵士には個人的には
何の恨みもなくても

自分たちを殺すために襲ってきた“集団”の
一味として殺しているわけです。


現実には戦わなければ
自分が殺されるわけで、
さらには大切な仲間も殺されていくわけです。

だから兵士は戦うのです。

仮に良い人と言われなくても
簡単に“人殺し”って言っていいはずはありませんよね。

そんなことは重々キャロルおばさまは分かっていますよ。

それでも人を殺してしまっている現実に
すすり泣いたんだと思います。


ところで住人が大虐殺されている中でも
モーガンさんは敵のW連中を殺さずに

言葉で説得しようとしていますが
そりゃ無茶ってもんですぜ。


結局はモーガンもW連中を殺しながら
住人を守るしかなかったでしょ。


ただ、どうもモーガンとW連中は知り合いのようで
モーガンたちは銃を持っているが
W連中は銃を持っていないだろうとの会話がありました。

しかもその会話後にW連中は去っていきました。


この関係は
何でしょうね?


とりあえず、
話し合いで解決できることは
殺しあう前にしましょうね。


戦闘が起こってからの
話し合いは難しいし、
死者もたくさん出しますよ。


だけど
そんなことは不意打ちをくらわせてくる連中に対しては
実現不可能なことで


さらに
W連中には言っても無駄なのでしょうけども・・・
だって、
「この世界に人間はいるべきじゃない。」とか
言っている方々ですからね。


最後にドラマ冒頭のイーニッドが書きまくっていた
「JSS」の意味ですが

イーニッドがカールに残したものと思われる置手紙に
書かれていた
[ just survive somehow ]の

頭文字でした。

“ただひたすら生き残れ、何としてでも…”
といったところでしょうか。


だから、オープニングで
両親がゾンビに食い殺されるのを目の当たりにして
逃げた時に自分が逃げてきた大地に
「JSS」・・・何としても生き延びる

自動車の中にいたゾンビを倒して
中に逃げ込んだ時も自動車のウィンドウに
「JSS」・・・何としても生き延びる

飢えをしのぐために
森で見つけたカメを殺して食べた時も
その食べたカメの骨で大地に
「JSS」・・・何としても生き延びる


そういうことだったんですね。


それじゃまたね~。




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