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ウォーキングデッド・シーズン6 第9話「決死の一夜」感想(ネタバレあり) [ウォーキングデッド・シーズン6]

第9話
タイトル
邦題:「決死の一夜」
原題:「No Way Out」


シーズン6第9話はまさに邦題の「決死の一夜」で
生き残るために
アレクサンドリアにおいてリックたち新参組と
元から住民組が協力して
ゾンビ軍団と決死の戦いを繰り広げます。


原題「No Way Out」=逃げ場なし
まさしくそのとおりで

前回第8話で大量ゾンビ君誘導作戦が見事にズッコケて
アレクサンドリアにやってきた
大量のゾンビ君たちを何とかしないと
逃げ場なんてないよね。


さて、まずはゾンビ軍団と戦わずに逃亡しようと
“ゾンビの内臓全身塗りたくり”
目くらまし術で逃げようとしていたリック達なのですが

サムくんゾンビ軍団の真っただ中で
あのキャロルおばさまの脅しの言葉が頭の中でこだましちゃいます。

・・・・・・・・・・・・・・・・
目覚めたら、ベッドの上ではなく
町から遠く離れた森の中で木に縛られていて
声をあげて助けを求めても
誰にも聞こえず
その声を聴いて近づいてくるのは
ゾンビさん達。

そして生きたまま食い殺されてしまう…
・・・・・・・・・・・・・・・・


シーズン5の第13話のキャロルおばさまが
サムに対して言った脅しの言葉です。

このブログでも該当回に書いたのですが
こんな怖いこと言ったら
サムにトラウマとして残りまっせって・・・

まさかここで悲劇的な結果として出てくるとは思ってもいませんでした。



脅しの言葉を思い出しちゃぁ
幼いサム君は
足がすくんで動けなくなってしまいますよ。

ついでに泣き出しちゃいました。
これも当然ですな。

結果的にサム君、
ゾンビ君に頭まるかじりされちゃいます。

見るからに痛そうなんですが
これはウォーキングデッド、もちろん子供にも容赦がありません!

そこからは不幸の連鎖です。
サム君の犠牲をきっかけにサムの母親のジェシーもゾンビにまるかじり

お手手をつないで進んでいる
カールもとばっちりを受けそうになりますが
リックがジェシーの腕を斧で切り落として(しかしながらすごいね)
カールを助けるのですが

その光景を見てジェシーのもう一人の息子のロンは銃口を
リックに向けて銃弾を発射します。

まあ、ロンにしてみれば
「リック、てめえにオレの親父は殺され、母親は腕を切り落とされた。復讐してやる」
といったところでしょうが

ところが
銃を撃つ瞬間にロンはミショーンに刀で刺されてしまいます。
ここまでで3人死亡です。

さらにロンが撃った銃の弾はリックには当たりませんでしたが
カールの右目に命中します。

フツーならカールも即死してしまいそうなものですが
何とか助かります。


ベッドに横たわるカールに父親としての思いを
語りかけるリックに

カールは握りしめた手でリックに返事をします。

この時の息子のカールに語りかけるリックの言葉は感動的です。


残りの描写は今回第9話はバイオハザード並みのアクション編です。


ダリルなんかロケットランチャーぶっ放して
ニーガンの手下を吹っ飛ばしたり

ガソリンを流し込んだ池にやっぱりロケラン発射で火の池地獄に
ゾンビ軍団をお誘いしたりと

ゲーム版バイオハザードの
クリス・レッドフィールドかレオン・スコット・ケネディーのような
活躍でした。


ほかにも
ゾンビに囲まれたマギーを助けるために
自分がおとりになってゾンビ軍団を引きつけるも
逃げ場を失い絶体絶命のグレン。


そこに救世主のごとくあらわれて
ライフル銃の撃ちまくり大会でグレンを救った
サシャとエイブラハム。


ここまでくると
何だかかっこいいアクション映画チックで
ちょっといつものウォーキングデッド的じゃなかったような感じですね。


仕上げはリックたちとアレキサンドリアの元から住民たちが
団結してゾンビ君たちと白兵戦。


最終的にゾンビ君たちの屍(しかばね)るいるいです。

ゾンビに対して“屍”って表現は奇妙ですが
今回第9話の描写はゾンビ対人間の戦争です。


ところで
一応このブログではゾンビ君に対して
“ゾンビ”って呼んでいますが

それは一般世間様にはそう呼んだ方が伝わりやすいと思っているからで

ウォーキングデッドの物語の中では
“ウォーカー”とか“バイター”と呼ばれています。


実際のゾンビは死体がブードゥー魔術や呪いのようなもので
操られて動くものですから

ウォーキングデッドでの“ウォーカー”は厳密にはゾンビじゃありません

むしろ、病原菌かウィルスのようなもので知性も理性も失い
人間の生肉を貪り食いに来る
“生きている人間”
と言った方が正しいです。


だから、屍るいるいのゾンビ君たちを見ると
この人たちにも普通の人間としての人生があったんだよなぁ
それが生きる屍として人肉をむさぼりながらさまよい
最期は惨殺されたと思うと
何かものすごく悲しいものを感じます。

仮に管理人がウォーキングデッドの世界にいたら
もちろん自分たちを食いに来るゾンビ君たちを容赦なく退治しますが
もしゾンビが自分の大事な人だったら
やっぱり簡単には殺せないよね。


アクション映画のようにしちゃうと
そこら辺の悲しみが薄れてしまう気がするので

ウォーキングデッドだけは今までの路線で行ってくださいね。


それじゃまたね~。



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